教科書と実際のギャップ

教科書と実際のギャップ

三島市のT’sピラティスの幸野です。

今回はよくある現場でのお悩み投稿!

本や論文では「このエクササイズは〇〇筋に効く!』と書いてあっても「イマイチ効かない?なんで?」となる事はありませんか?

そんな時のヒントになるので是非投稿を参考にしてみてください!

目次

狙った部位に効かない⁉︎

上の写真は背中の筋肉である僧帽筋下部に最も効くYエクササイズ。

しかし、実際には『背中に効かない・腰にくる・肩が疲れる』こんな悲しい経験をした事がある人も多いのではないでしょうか?

「アレ?なんで効かないんだろう…」私もよく現場で遭遇するケースですがコレには大切な前提条件があります。

このギャップはなに??

このギャップはなに??

このYエクササイズは、あくまで一般の健康な人を対象にした研究である事です。

ですが実際にピラティスをしにくるのは以下のような方が実際には多いです!

  • 毎日デスクワークでストレートネック
  • 猫背で長年肩こりに悩む
  • 慢性的な腰痛で運動不足

このような場合、本や論文の報告は塵と消える確率が高いといっても過言ではありません。

じゃあどうしたらいいのか?次で解説していきます!

まずは脱力が第一優先

まずは脱力が第一優先

デスクワーカーや慢性の腰痛、肩こりの方に共通するのは『脱力が苦手』という事です。

なので、この様な方で狙った筋肉に効かない場合は…

脱力を覚えさせる
背骨・体幹の感覚を入れる
目的動作に近いポジションで動かす

まずは余計な緊張を抜いて、必要な刺激を入れていくステップが必要になります!

前述の僧帽筋下部線維に効かせる場合のプログラムの例としては…

脱力ステップのピラティス

ブリッジ

ブリッジ(タワー)

背骨・体幹の感覚を入れるピラティス

スパインストレッチ

スパインストレッチ(リフォーマー)

目的に近いポジションで動かすピラティス

ロングボックスプレス〜スワン

ロングボックスプレス〜スワン

この様な形で順序立てて行えると良いかもしれません。
あくまで例なので絶対ではありませんが笑

インストラクター向けの内容でしたが、一般の方も参考になれば嬉しいです!

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