ダイエットの近道は「やる気」「根性」では無いってハナシ

May 26, 2025

静岡県三島市、T’s Pilatesの幸野です！

今回はみんな知りたいダイエットについて！
痩せたい！とは思いつつも痩せれない…
ピラティスって痩せるの？
ダイエット成功への近道ってあるの？
そんな方は是非今回のコラムを読んでみてください！

ダイエットの認識ってどんな感じ？

ダイエットや体型体重でこんなお悩みや認識を持っていませんか？

・ダイエットは我慢だ
・痩せたいのに痩せ方が分からない
・意志が弱くて続かない
・食事制限や運動なんてしたくない

今回はこのような方のために、ダイエット成功への近道について科学的根拠を交えてお話していきたいと思います！

ダイエット成功への近道はこの「３選」

ダイエットは我慢や根性論ではどうにもならない世界です。
なので今回はダイエット成功への近道を３つだけご紹介しちゃいます！

①レコーディング（記録）する
②ひとりで頑張らない
③未来の自分に“ご褒美”を予約する

この３つです！

なのに皆さん、逆のことしてませんか？？たとえば

・とりあえず体重計だけ乗ってる（記録はしない）
・１人で頑張ってるけどツラくて続かない（正しいやり方か分からない）
・明確な目的やゴールは無い（なんとなくやってる）

これでは一生ダイエッターから抜け出せないかもしれません！
それでは３選を詳しく解説していきますね！

①レコーディング（記録）する

1つ目「レコーディング」！
要は「記録する」ってことです。

皆さんダイエット記録ってつけていますか？

え？そんな事で痩せれるの？って思うかもしれませんがレコーディングは超大切です。
というよりコレ無しに痩せるって言うほうが難しいかもしれません。

コレに関しては研究でも明確に効果が示されております⇩

タイトル：Self-Monitoring in Weight Loss: A Systematic Review of the Literature
著者：Burke, L. E., Wang, J., & Sevick, M. A.（2011）
出典：Journal of the American Dietetic Association
概要：このシステマティックレビューでは、食事・運動・体重の記録（自己モニタリング）を行った人ほど体重減少量が多かったことが示されました。
特に、「頻繁に記録するほど体重減少の成功率が高い」という明確な相関があったと報告されています。

方法はアプリでもエクセルでもノートでもOKです！
毎日以下の内容を記録してみてください！

・体重
・食事内容
・運動量
・睡眠時間
・できれば1日の振り返りメモ

レコーディングを行うことで
「太る時の生活リズム」「痩せる時の生活リズム」
これが明確化して、自分自身のデータになります。
「あ、こういう生活すれば痩せるんだ！」ってことが分かれば後は習慣化です！
最初はストレスかもしれませんが、人間は良い方にも悪い方にも「慣れ」が出ます！

最初はキツいと思っていた生活リズムも数週間継続するだけでそれが普通になってきますので頑張りましょう！

②ひとりで頑張らない

ダイエットは1人よりも複数人で行ったほうが成功しやすいことを知っていますか？
ペアを組んだり、伴走者（トレーナー）を持つことで、孤独にならず、前向きに取り組める環境ができます。
実際に当店のクライアントも「一人じゃないから頑張れた」という声がほとんど。

こちらに関しても信頼度の高いメタ分析で効果が示されております⇩

タイトル：The effectiveness of group-based versus individual-based interventions for weight loss: A systematic review and meta-analysis
著者：Paul-Ebhohimhen & Avenell（2009）
出典：Obesity Reviews
概要：このメタアナリシスでは、グループでの減量介入は個別介入に比べて有意に体重減少効果が高いことが明らかになりました。
グループの力（集団規範・相互サポート・共有された目標）が、継続やモチベーション維持に貢献すると指摘されています。

一緒に頑張ってくれる友達がいない場合は栄養指導・運動指導が出来る信頼できるトレーナーを探してみましょう！

③未来の自分に“ご褒美”を予約する

ダイエットを成功させるには「ただ体重を落としたい」これでは動機として不十分で、結果的に続かなかったり挫折に繋がってしまう可能性が高いと言えます！

大切なことは痩せたその先に、何をしたいか？
「旅行で水着を着たい」「新しい洋服を楽しみたい」「自信を持って人前に立ちたい」…
そんなご褒美を最初に“予約”しておくことで、行動にワクワク感が生まれます。

実際、当店でも“痩せた先にあるベネフィット”が明確な人ほど結果が伴っている印象が強いです！

コレに関しても面白い研究が合ったのでご紹介しておきます⇩

タイトル：Financial incentives for weight loss in overweight and obese participants: A systematic review and meta-analysis
著者：Paul-Ebhohimhen & Avenell（2008）
出典：Obesity Reviews
概要：金銭的な報酬（例：目標体重達成でインセンティブがもらえる）を用いたプログラムは、報酬がない群よりも統計的に有意に減量効果が高かったと報告。
将来に「ご褒美がある」という期待が継続の推進力になったとしています。

具体的な目的・目標・報酬がある事でで大変なことも前向きに頑張ることが出来ます！