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【肩甲挙筋】肩甲骨を吊り上げる!肩こりの原因筋はコレ?


T’s PilatesのKIYOMIコラム
「誰でもわかる解剖学」
今回のテーマは『肩甲挙筋』です!
肩甲挙筋は、知らないうちにガチガチに固まってしまいやすく、肩こりや首の重だるさの原因になりやすい存在です。
スマホをのぞき込んだり、肩をすくめたまま力を入れていたり…
今回は、そんな“肩甲挙筋”について、働きや姿勢との関係を交えながら、わかりやすくお伝えしていきます!
こんなお悩みはありませんか?


こんなサインに要注意!
日常生活でこんなサインは見られませんか?
・首の後ろ〜肩にかけて、いつもガチガチに凝っている
・デスクワークやスマホで首が前に出がち
もしかすると “肩甲挙筋” が頑張りすぎているのかもしれません!
次の項目では、「肩甲挙筋ってどんな働きをしているの?」という疑問に、わかりやすくお答えしていきます!
肩甲挙筋とは


肩甲挙筋(けんこうきょきん)


肩甲挙筋の作用
肩甲挙筋は、その名の通り、肩甲骨を挙上(引き上げる)させる筋肉。
例えば、びっくりしたときに肩をすくめるような動き。このときに働いているのが肩甲挙筋です。
また、肩甲骨を内側に回す(下方回旋)働きもあるので、腕を下ろすときにも使われています。
日常生活の中で、肩を上下に動かすときや、腕を体の横に引き寄せるときなどに、知らず知らずのうちに使っている筋肉なんです。
肩甲挙筋と肩こりの関係性


肩甲挙筋と肩こりの関係性
肩甲挙筋はその位置から「肩こり」との関係性が常に議論される筋肉です。
デスクワークやスマホ操作などで、肩が上がったままの姿勢が続いたり、ストレスや猫背の状態が長くなると肩甲骨は常に挙上位にあり、肩甲挙筋がずっと縮んだままになります。
結果的に筋肉の血流が悪くなり、首のつけ根〜肩の内側にかけてのつらいコリや痛みの原因になる可能性があると言われています。
肩こりの原因は、肩甲挙筋?それとも僧帽筋?


肩こりといっても、原因になっている筋肉は人によって異なります。
よくあるのが「肩甲挙筋」が関係している場合と、「僧帽筋(上部線維)」が関係している場合。
どちらが原因かを見分けるポイントのひとつが、肩甲骨の動き(回旋の方向)です。
肩甲挙筋が原因の場合:
肩甲骨が「下方回旋」しているのが特徴。肩甲骨が内側・下に引かれている状態です。
僧帽筋(上部線維)が原因の場合:
肩甲骨が「上方回旋」しているのが特徴。肩甲骨の外側が上に引き上がっている状態です。
このように肩甲骨の回旋方向を見ると、どちらの筋肉が短縮しているか予測する事ができるため、アプローチの方向をきめる材料にもなってきます。



といっても、
これは肩こりを筋肉と骨格のみで判断した場合です。
痛みや不快感といった感覚には心理的な要因や環境的な要因も絡み合うため、あくまで一次情報として知っておく程度でいいと思います。
日常生活での肩甲挙筋の活躍


肩甲挙筋は以下のような日常動作で力を発揮しています⇩
・重いカバンや買い物袋を肩で持ち上げるとき
→ 肩甲骨を上げてカバンを引き上げる動作で、肩甲挙筋が働きます。
・電車のつり革につかまるとき
→ 腕を上げたまま肩を引き上げて支えるときにも、肩甲挙筋が活躍します。
日常のさりげない動作の中でも、僧帽筋や他の筋肉と強調して働いているのが分かるかと思います!
動画で学べる肩甲挙筋のエクササイズ
肩甲挙筋のストレッチ
1.まず肩甲骨が動かないように、肩を下げてリラックス。
2.次に首を左に向けそのまま左斜め前に倒す。
右の首〜肩にかけて伸びを感じたらOK
肩に力が入らないように、ゆっくり呼吸しながら行いましょう。
いかがでしたでしょうか?
肩甲挙筋の理解は深まりましたか?
僧帽筋の深層にある肩甲挙筋は「肩こり」という即面で見ると悪者にされがちですが、バッグを背負うときなど活躍している事も必須の理解です。
皆様は肩甲挙筋が持続的に縮みすぎないようなポジションも作れるようにしておきましょう!



以上参考になれば嬉しいです。
また次回の投稿もお楽しみに!
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