前屈の問題点と解決方法

前屈の問題点と解決方法

三島市のT’sピラティスの幸野です。

今回は「前屈」の柔軟性についてです。

前屈が硬いというと、もも裏が硬いと決めつけがちですが、それ以外にも色々な要素があるのを知っていますか?

硬さのパターンごとに問題点を解説、最後に動画でエクササイズ方法を載せているので最後までお付き合い下さい!

目次

前屈が硬いという事は?

前屈が硬いということは?

前屈が硬いことの要素として

  • 首〜頭の付け根の硬さ
  • 背骨の硬さ(丸まらない)
  • もも裏の硬さ
  • ふくらはぎの硬さ
  • 足首の硬さ

ザッとこれら全てが前屈の動きを制限する要因になります!

ここからはこれらの要因について一つ一つ解説していきます!

首〜頭の付け根の硬さ

首〜頭の付け根の硬さ

ストレートネックや猫背の方は首から後頭部にかけて反り返る力が常に加わっているケースが多いです。

こうなると後頭部にある後頭下筋が常に緊張している状態となります。

この後頭下筋には筋肉の長さを検知する筋紡錘というセンサーが非常に豊富な場所です。
(最深層はお尻の筋肉の約50倍のセンサーが存在)

後頭下筋が緊張、センサーにエラーが生じると背中側の筋肉の緊張にも繋がると言われております。
ちなみにこの筋肉は眼の動きにも関係する為、ストレートネックになると眼精疲労に繋がりすいのもうなづけます。

背骨の硬さ

背骨の硬さ

前屈時には背骨が綺麗に丸まる事が大切です。

硬い場合は、腰や背中まわりの筋肉が過剰に緊張して、深掘りしていくと呼吸が浅かったり、自律神経が興奮側に働き、力が抜けない状態である可能性があります。

そういう場合は脱力や呼吸の練習から行いましょう。

もも裏の硬さ

もも裏の硬さ

最も分かりやすいのがもも裏の硬さです。
ハムストリングスは坐骨から膝下まで付着するので固くなるとシンプルに前屈を制限します。

前屈で膝が曲がってしまう方は硬さを疑いましょう。

長座のストレッチが一般的ですが、ハムストリングスは坐骨から着くため、骨盤を起こした姿勢を作ると更に伸びを感じることが出来ると思います。

ふくらはぎ・足首の硬さ

ふくらはぎ・足首の硬さ

立位で前屈をした時に、スネと床の角度が90°を大きく変えてしまう場合、ふくらはぎ〜アキレス腱、足関節の硬さが予想されます。

一番簡単に出来るストレッチはしゃがむ姿勢を取ることです。
しゃがめない方は壁に足裏を当てて伸ばしましょう!

上記の要素を全てまとめた動画

流れの中で行えるピラティスとなっています!

是非やってみて感想をお聞かせください!

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