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慢性腰痛の考え方と改善方法
三島市のT’sピラティスの幸野です。
今回のテーマは「慢性腰痛」です。
慢性痛とは、発症した痛みが3ヶ月以上に渡り持続する場合を表します。
特に腰痛においては、慢性化すると痛みが一向に改善しないといった方も当店には多く来店されていますので、本コラムを参考にしてみて、改善のキッカケにしていきましょう!
慢性腰痛をシンプルに解説すると…
ずっと腰が痛いのに… ⇨腰のレントゲンやMRIを撮っても異常が無いと言われてしまった。
この時の人間の心理としては、
・「原因不明」 → 不安
・「一生付き合うの?」→不安 〇〇をすると必ず痛いだろう → 認知
・痛いから●●が出来ない → 行動抑制
慢性痛に悩む方はこの様な思考に陥ることが多く、腰痛をより治りづらくしてしまっている傾向にあります。
痛みに悩まされ続けると、人はネガティブになり自然と行動を抑えるようになってしまいます。
皆様もこのような経験、一度はありませんか?
脳内データの書き換えが改善への道
・腰は痛いものだ
・〇〇すると腰痛はする
・痛いから〇〇は諦めた
上記のような思考になってしまっている方には、
★まずは出来そうな事から始め、期待感を上げる
★痛みに関係なくても出来なかった動作が出来るようになるという経験を積ませる
★前は痛かった動作が出来た!という認知を起こす
慢性痛は脳の前頭前野の機能が不安定に陥ると言われています。
その為、脳にアプローチが必要になります。
ここからは慢性腰痛に深く関わる筋肉のお話をしていきます。
腹横筋(ふくおうきん)
腹横筋は4つある腹筋の中で最も深層のインナーマッスルです。
慢性腰痛の方では腹横筋の
①収縮(筋力)が低下している可能性が大きい
②収縮のタイミングが遅延している可能性がある
という報告が存在します。
腰痛には腹横筋の収縮を促すことによって改善が期待できるかもしれません。
しかしこれは一般的な筋トレのような腹筋運動では無いので注意が必要です。
腹横筋エクササイズはこちら
多製筋(たれつきん)
名前の通り細かな筋肉が沢山裂けるように背骨に付着。
背骨の正常なカーブを作ったり、背骨を反らす、捻る事が多裂筋の役割です!
慢性腰痛の方では
①80%で多裂筋の萎縮があった
②背骨が丸い(悪い姿勢)だと多裂筋が働かない
という報告が存在します。
首〜仙骨まで付く多裂筋ですが、腰でボリュームが最大になるので腰痛改善にはココを抑えるのがキーポイントになります。
多裂筋エクササイズはこちら
ピラティスが腰痛改善に効果的な理由
◆腹横筋・多裂筋などの腰痛に関わる筋肉を痛みなく鍛える事ができる
◆自分の動きのクセを知る事ができる
◆呼吸をしっかり取り入れる事によって、自律神経が整いメンタルケアにもつながる
◆運動により自然と鎮痛物質が分泌される
このような効果が期待できます。
腰痛改善には筋肉だけでなく、脳内の認知面やストレス、情動にも目を向けてケアしていくことが大切です。
是非、腰痛改善の参考にしてみてください!
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次回のコラムもお楽しみにしてください!
T’s Pilates /トリケラトプス整体院大社西店
静岡県三島市中央町6-10スクエアM1 102
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