【マシンの効果を引き出す!】プレピラティス「3選」

現場で使えるプレピラティス3選

T’s Pilatesの幸野です!

今回のテーマは「プレピラティス」
ピラティスに繋げるためのプレエクササイズについてまとめていますので、インストラクターの方や一歩深くピラティスを知りたい身体オタクの方は読んでみて下さい!

今回も雑談から!
いよいよ秋ということで先日、山梨県の河口湖へ紅葉を見に行ってきました〜!!

めっちゃ綺麗じゃないですか??
個人的には全部が真っ赤よりも、緑や黄色の葉が混じっていて凄いいい感じでした(語彙力低めw)

食欲の秋でもありますので、近くのオシャレCafeでティータイム。
バスクチーズケーキ最高でした…
この後ほうとうも食べて久々にプライベートが充実した瞬間でした。

こういったオフタイムがあるからこそ、また仕事頑張ろーって思えますよね。
私は現在、Nピラティス横浜店にも出勤しておりますので、もし横浜でレッスンを受けたい方降りましたら、以下の公式LINEからご相談下さい!

では本題に行きましょう!!

目次

マシンピラティスは難しい!

最近はマシンピラティスの流行りもあり
ピラティス=マシンという認知が出来上がってきました。

しかし、マシンを使いこなすのは想像以上に難しく、操作を誤った結果、身体を壊してしまうというケースも多くあります。

実際当店に来るクライアントさんも、グループのマシンピラティスに通っていて腰を痛めてしまった、肩が余計に張ってしまった、という方が少なくないのが実際です。

では、なぜ、マシンピラティスが難しいのか、
簡単に表すと以下の通りかと思います↓

・支持基底面(キャリッジ)が動く
・スプリングにより抵抗が常に変化
・ループ軌道という自由度の高さ

キャリッジは動くし、バネの抵抗を自分の動きで調整しなきゃならないし、引っ掛けたループの起動をコントロールしなきゃならないしで、意識を向けるポイントが多すぎるんですね。

つまり、脳の情報処理機能がフル稼働しなくてはなりません。
しかし、感覚が鈍いままだと、代償だらけの動きになって思ったような効果が出ないのがマシンピラティスです。

プレピラティスの目的&重要性

前述の通り、身体を使う感覚が落ちている人には、マシンピラティスだけでは痒いところに手が届かないケースが多いです。

そんな時に使えるのが、「プレピラティス」です。

プレピラティスとは、ピラティスエクササイズを行う前に、入れる前座エクササイズ。
目的は

・感覚入力を高める(神経系のウォームアップ)
・不必要な緊張や代償動作を減らす
・正しいモーターコントロールを学習する

これらが挙げられます。
簡単な例を上げると、

【両手を上げた時に胸椎が伸展できず肩が詰まってしまう】

よくある代償ですよね。
キューイングで代償が抑制出来ればいいですが、胸椎の伸展感覚がない方には難しいかもしれません。。。
そんな時のプレピラティスですが、私がよく使うのが

バレル”を使用した胸椎伸展+両手挙上のプレピラティス

バレルを利用することによって、嫌でも胸椎が伸展せざるを得ない環境を作ります。
こうすることで、
胸椎の伸展可動域と伸展感覚入力
僧帽筋上部の過活動抑制
・僧帽筋下部が入った正しい挙上動作

を同時に得ることができるという訳です。

このように、プレピラティスが上手くハマると
・マシンの動きがスムーズになる
・マシンでも筋肉が正しく反応する
・エクササイズの質が上がる

といったメリットを得ることが出来ます!!


グループレッスンのメリットと落とし穴

マシンのグループレッスンは一体感を感じれたり、費用を抑えられるというメリットの反面

・他の人に合わせて動く(合っているか不明)
・先生の指示を“聞く”だけで終わる
・自分の身体のクセや感覚に気づけない

という弱みがあります

結果として・・・グループだど“気づきの時間”が薄くなりがち。

動きの“量”は増えても、動きの“質”が変わらない。
だからこそ、じっくり身体と向き合える「パーソナルピラティス」が効果的といえます。

気付きを与えるプレピラティス動画

ここからは、実際にレッスンで使えるプレピラティスを3つご紹介します。

ソラシックエクステンション(ボール)

(課題)胸椎の伸展ができない
(狙い)胸椎の伸展感覚を入力し、胸郭の可動性を認識
(方法)ボールを肩甲間部に当て仰向け、胸を反らす
(評価)胸椎伸展感覚が得られるか、僧帽筋上部の緊張が抜けていいるか


腹圧を感じるプレピラティス

(課題)腹圧が入らない
(狙い)腹圧の再獲得、反りパターンの改善
(方法)仰向けでお尻を持ち上げて呼吸し、腹圧を感じる
(評価)腹圧を感じられている


骨盤後傾・腰椎屈曲を感じるためのショルダーブリッジ

(課題)ブリッジで前ももに入る、腰が反る
(狙い)大殿筋・ハムストリングスによる骨盤後傾・腰椎屈曲での股関節伸展の再獲得
(方法)ストレッチポールや台に踵を立てて、尾骨から丁寧にすくいあげるようにブリッジ
(評価)腰椎伸展代償が入らず動作を遂行できる

さいごに.

ただやるだけのピラティスでは、本当の意味で身体を変えることは出来ません。

時にプレピラティスやピラティスから視点を外したエクササイズを取り入れることが、クライアントファーストのサービスだと思っております。

是非一つの参考にしてみて下さい!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次