【腹直筋】シックスパックといえば!お腹を守るアウターマッスル!

腹直筋サムネイル
KIYOMI

T’s PilatesのKIYOMIコラム
「誰でもわかる解剖学」
今回のテーマは『腹直筋』です!
腹筋といえば「シックスパック」ではないでしょうか?
今回は、シックスパックに隠された秘密に迫りながら、腹直筋の正しい使い方やケアをわかりやすくお伝えします!

目次

最近、こんなこと感じていませんか?

こんなお悩みありませんか?

こんなお悩みありませんか?

最近日常生活でこんな事を感じたことはありませんか?

・お腹がポヨンと前に出やすい
・お腹に力が入りづらい+腰にばかり力が入って疲れる

これは腹直筋が関係しているかもしれません!
ここからは見た目のシックスパックだけではない、腹直筋の役割を紹介します!

腹直筋とは

腹直筋(ふくちょくきん)

腹直筋(ふくちょくきん)

腹直筋は、お腹の表面を縦に走る、いわゆる「シックスパック」を作る筋肉。
皆さんが腹筋と想像したら真っ先に思い浮かぶのがコレではないでしょうか?

腹直筋には体を丸める・起き上がるといった動きを担い、内臓を守る働きもあります!

腹直筋の作用

腹直筋には、以下のような日常生活や動作を支える大切な役割があります。

①体を前に曲げる動き(体幹の屈曲)
例えば、寝転がった状態から上体を起こすときや、お辞儀をするような動作のときに腹直筋が主に働いています。

②姿勢を保つこと
腹直筋はお腹の前側で体幹を引き締めてくれるため、体の前後バランスをとったりするのに役立ちます。
背骨の過度な反りを抑え、安定した姿勢をサポートする役割も果たしています。

③腹圧を高める働き
くしゃみや咳、排便、重いものを持ち上げるときなど、「お腹にグッと力が入る動作」では、腹直筋が内側から体を支えるように働きます。
このとき、腹直筋は内臓を圧から守るサポーターのような存在になってくれるのです。

このように腹直筋は、見た目の「シックスパック」だけではなく、姿勢や呼吸、内臓のサポートにも欠かせない、大切な筋肉なんです!

【専門家向けの解剖学:腹直筋】
起始:恥骨稜、恥骨結合
停止:第5〜第7肋軟骨、剣状突起
作用:体幹の屈曲(求心性収縮)・脊椎の過伸展を制限(遠心性収縮)

腹直筋は硬く・弱くなりやすい…?

腹直筋が固まりやすい理由

腹直筋が機能低下しやすい理由

実は、腹直筋は現代人のライフスタイルの中で硬く且つ弱くなりやすい筋肉のひとつです。
その理由を簡単にまとめてみます。

・長時間のデスクワークや座りっぱなしの姿勢
座っていると、腹直筋は軽く縮んだ状態が長く続きます。
立ち上がったり伸びたりする機会が少ないと、筋肉が「縮んだまま」が定着してしまい、柔軟性が失われていくことに繋がります。

・呼吸の浅さ
ストレスや猫背などが原因で呼吸が浅くなると、横隔膜やお腹まわりの筋肉(腹直筋を含む)
が動きにくくなります。
その結果、筋肉が十分に使われず、動きが悪くなって硬さに繋がっていきます。

・運動不足
腹直筋は、丸める・伸ばすといった動作で大きく動く筋肉ですが、運動習慣がないとその「伸びる」機会が極端に減ってしまいます。
そうなると筋肉はさらに縮こまり、ますます動かしづらくなる…という悪循環に。

このように、現代の生活スタイルは腹直筋が、縮んだまま動かされにくい状態になりがちです。

また、姿勢においてもポッコリお腹や猫背などほとんどの不良姿勢に関わってくる筋肉です。

腹直筋と姿勢のエラー

腹直筋と姿勢のエラー

ちなみに、、、
お腹をキレイに割りたい方に腹筋運動はおすすめできません。
基本的に部分痩せは出来ないものと考えて頂いてOKですので、お腹を割りたい・痩せたいという方は、筋肉の大きい下半身の運動を鍛えていく事が効率的です!

日常生活での腹直筋の活躍

日常生活での腹直筋の活躍

意識は指定なくても腹直筋は以下のような場面で働いています!

・ベッドや床から起き上がるとき
朝、仰向けの状態から体を起こすとき、腹直筋が働いて上体を持ち上げてくれます。起き上がるたびに使われている、まさに毎日の必須筋!

・重いものを持ち上げるとき
買い物袋やお子さんを抱き上げるときなど、腹直筋が体幹をグッと安定させて、腰への負担を減らしてくれています。

・猫背を防ぎ、姿勢を保つとき
座っているときや立っているときも、腹直筋は体の前側から背骨を支えてくれています。

動画で学べる腹直筋のエクササイズ

腹直筋のストレッチ(遠心性収縮)

1.うつ伏せの状態からマット押す(この時顎は引いたまま)
2.骨盤は軽く丸めた状態で胸を正面に向けるイメージであげる
3.さらにつむじとつま先が上下に伸び合う感覚でお腹が伸びている感じがあったらOK!

腹直筋のピラティスエクササイズ

1.仰向けになり、右手は頭のうしろ、左手はお腹の上に置く。
2. 息を吐きながら、胸から頭と上体を肩甲骨が床から少し浮くくらいまでで起こす。(肋骨をお腹に引き込むイメージで)
おへそ〜みぞおちのあたりが縮む感じがあれば○

いかがでしたでしょうか?

シックスパックである腹直筋の機能や日常での活躍を知ってもらえれば嬉しいです!

夏に向けてお腹を割りたい方はお腹周りの脂肪を削ぎ落としていきましょう!!

それでは、また次回の投稿もお楽しみしてください!

KIYOMI

以上参考になれば嬉しいです。

また次回の投稿もお楽しみに!

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