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【上腕二頭筋】肘を曲げる源!力こぶの筋肉はこれ!


T’s PilatesのKIYOMIコラム
「誰でもわかる解剖学」
今回のテーマは『上腕二頭筋』です!
上腕二頭筋は、「力こぶ」の筋肉として知られる肘を曲げるときにギュッと盛り上がる、あの筋肉!
今回は、そんな“上腕二頭筋”について、動きや姿勢との関係を交えながらわかりやすくご紹介していきます。
こんなお悩みはありませんか?


こんなサインに要注意!
日常生活やピラティスの動作中に、こんなサインは見られませんか?
・巻き肩・猫背
・肘が伸び切らない
・バンザイすると肩がすくみやすい
上腕二頭筋の硬さや過緊張が関係しているかもしれません。
次の項目では、「上腕二頭筋ってどんな働きをしているの?」という疑問に、わかりやすくお答えしていきます!
上腕二頭筋とは


上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)


上腕二頭筋の作用
上腕三頭筋はその名の通り「2つの頭(起始)」を持っています。
肩甲骨の関節上結節から付着する「長頭」、烏口突起から付着する「短頭」です。
上腕二頭筋は肩関節と肘関節をまたぐ二関節筋です。
そのため、肩関節の屈曲作用を有しているのが特徴です。
上腕二頭筋と姿勢の関係


現代の日常生活においては、デスクワーク等で常に肘を曲げた状態にしている事が多いと思われます。
この場合、上腕二頭筋は持続的に短縮位にあることになります。
こうなると、短頭の起始部である烏口突起が前に引っ張られて猫背や巻き肩姿勢になりやすくなります。
また、腕の挙上動作では肩甲骨が後傾する必要がありますが、上腕二頭筋が短縮で固まっていると肩甲骨が後傾できず、挙上動作の最終域で制限を感じるかもしれません!



おまけ程度に…
上腕二頭筋は肘を曲げる筋肉ですが、鍛える時には肘をゆっくり伸ばすことも大切です。
ダンベルを持っているとしたら、ダンベルの重さで肘が伸ばされるのを耐えている時も上腕二頭筋は伸びながら収縮しています。
この様に「縮む収縮」と「伸ばす収縮」をあわせてトレーニングすることで効率よく筋力UP が狙えます!
日常生活やスポーツでの上腕二頭筋の活躍


上腕二頭筋は実は私たちの毎日の動作やスポーツの中では以下のシーンで働いています!
たとえば…
① 肘を曲げて物を持ち上げるとき
ご飯を食べるときに箸を口に運ぶ、コップを持ち上げるなど、肘を曲げる動きのたびに活躍。
② クライミングやロープを登る動作
懸垂状態から体を引き上げるとき、上腕二頭筋が力強く肘を曲げてサポート
③ ランニングで腕を前に振る動き
走るときの腕のスイングでも、上腕二頭筋が肘を曲げて前へ進む推進力をサポート
動画で学べる上腕二頭筋のエクササイズ
ここからは実際に上腕二頭筋のエクササイズを動画で解説していきます!
上腕二頭筋は上腕三頭筋と反対の動きを司る筋肉!
つまり上腕三頭筋の筋トレは二頭筋のストレッチに繋がります。
合わせて上腕三頭筋のコラムもセットでチェックしてみてください!


上腕二頭筋のストレッチ
1.両手を後ろについて指先はお尻の方向に向ける。
2. 手のひらでマットを押しながら、体幹を持ち上げる。
3. このとき、肩の前側(烏口突起)が天井に向かうよう意識
4.さらに腕をお尻の方向に引き寄せる
肩の前側〜二の腕あたりが伸びていたらOKで
※ 腰を反りすぎたり、首に力が入らないよう注意しよう!
いかがでしたでしょうか?
上腕二頭筋が、ただの“力こぶ”の筋肉ではないこと分かりましたか?
肘を曲げる動きはもちろん、手のひらを回す動作や、腕を前に持ち上げたり、内側に引き寄せたりする動きにも関わっています。
上腕二頭筋がバランスよく使えると、肩や腕への負担が軽減され、疲れにくく動きやすい身体をつくるためにも、とても大切な筋肉なんです。



以上参考になれば嬉しいです。
また次回の投稿もお楽しみに!
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