柔らかすぎるハムストリングス危険な理由!

柔らかすぎるハムストリングス危険な理由!

三島市のT’sピラティスの幸野です。

今回は「ハムストリングス」の柔軟性が招く危険について。
まずはじめに、ストレッチばかりしていて前屈ベタベタで良い事だと勘違いしている方はこの投稿を最後までみてください!
私自身もピラティスインストラクターになった当初は、身体は柔らかくてナンボ!
柔らかい方がピラティスも綺麗に出来る!と思っていました…
しかし、現場で指導をしていると柔らかいのに体幹が全然入らない、使えていないという方が意外と多い…
そんな同じ境遇のインストラクターさんやピラティススタジオに通われている皆さまのヒントになればと思い、コラムを作成しましたので最後までお付き合い下さい!

目次

この前屈を見て何を感じますか?

この前屈を見て何を感じますか?

・すごい!私もこんなふうになりたい!
・柔らかくて運動してもケガをしなさそう!
・腰痛とは無縁なんだろうな…
・ピラティスも上手に出来るんだろうな…

このように思う方も多いのではないでしょうか?
しかしそんな事はありません、高い柔軟性にも落とし穴があることを知って下さいね!

ちなみに私は最近
腰痛になり座ることすらシンドい状態でした
つまり、身体が柔らかい=必ずしも良い状態ではないという事を知ってほしいというコラムです。笑

良い筋肉の状態とは?

良い筋肉の状態とは?

柔軟性において、ただ柔らかければ良いという筋肉の認識はNGです!
筋肉の伸び具合を自分でコントロールできてこそ本当に使えるカラダです。
めっちゃ柔らかくても制御が効かない筋肉は、許容できる負荷を超えて動いてしまいケガや痛みのもとになる可能性が高いです。
(実際、ヨガやピラティスインストラクターに多い)

悪い柔軟性の例

悪い柔軟性の例

よくある悪い柔軟性の例として、

伸びすぎてしまい筋肉のストッパーが効かない

骨盤を中間位・後傾位で止めれず
お腹を潰すような前屈しかできなくなってしまう


体幹がうまく使えず、腰痛や股関節痛などの原因になる可能性

こんな前屈しか出来なくなっていたら危険です!
次からは動画でピラティススタジオにおけるエラーや改善するためのエクササイズを解説していきます。

分かりやすく動画で解説!

ここからは動画を御覧ください!

現場でよくあるハムストリングスのエラー

ロングスパインというエクササイズ。
通常は両脚を持ち上げた時にそのラインをキープ出来るのですが、ハムストリングスが柔らかすぎてコントロールが効かない(キープする力がない)とそのまま頭上の方に倒れてしまいます。

前屈で体幹をいれるマシンピラティス

チェアーのハムストリングスストレッチ。
①立位から背骨を一つ一つ丸めていく
②お腹を潰さず、みぞおちを引き上げたままバーを押す
③押した状態のまま肘の屈伸
④巻き戻して背骨を積み上げて元の立位にかえる

前屈で体幹をいれるマットピラティス

スタンディングロールダウン

①立位で息を吸い、背骨を真っ直ぐ伸ばす
②首の骨から背骨を一つ一つ丸めていく
③お腹の入った感じをキープしたまま前屈
④限界が来たところで3回ほど呼吸を繰り返す
⑤巻き戻るように背骨を積み上げながら元にかえる

いかがでしたでしょうか?柔らかいことは武器にもなるし行き過ぎてコントロール不全に陥ると体を痛める原因にもつながります。今回の投稿を参考に日々のレッスンやケアに努めてみてください!

以上参考になれば嬉しいです。

また次回の投稿もお楽しみに!

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