ストレートネックは胸椎を動かそう

ストレートネックは胸椎を動かそう

三島市のT’sピラティスの幸野です。

今回は「ストレートネック」について!

ストレートネックの仕組みから改善までの道すじを分かりやすく解説していきます!

コリや痛みなどの不快感に悩む方は必見の内容になっておりますので是非最後までご覧ください!

目次

良い姿勢という大前提

良い姿勢という大前提

そもそもで、良い姿勢を最も簡単に説明すると『背骨の上に頭が真っ直ぐ乗っている状態』と言うことができます。

反対にこれが崩れて頭が前に突き出た姿勢がストレートネックです。

バスケットボールでシュートを打つ直前のボールと手〜前腕の関係性に似ています。

ここの安定感が無いと綺麗なシュートは打てません。

ストレートネックで後頭部や首が痛くなる理由

ストレートネックで後頭部や首が痛くなる理由

首(頚椎)は7個の背骨が連なっている構造で、大きく上位頚椎と下位頚椎に分けることができます。

ストレートネックは、上位頚椎が過度に反り返っている状態で、下位頚椎のカーブは消えて真っ直ぐな状態になっています。

簡単に説明すると、上位頚椎を使い過ぎて下位頚椎〜胸椎が使われていない状況です。

当然こうなると、使い過ぎている部位には負担が集中するので、後頭部から首にかけて痛みやコリが出たり、頭痛や眼精疲労などの影響を及ぼす可能性があります。

改善策は首より下の背骨!

改善策は首より下の背骨!

前述の様に首(上位頚椎)の使い過ぎが起こっているので、動きの弱い首以下の背骨を使う必要があります。

ここで知っておいてほしい理解は、**これまで使われていなかった部分は『使わなくても良い』**と学習されている事です!(学習性不使用といいます)

ストレートネックの方が増えているのは現代社会がデスクワーク等の座り姿勢ばかりで背骨を使う頻度が少ないからです。

その為、改善にはまず、背骨(胸椎)の動く感覚を入れていく必要があります。

⇧学習性不使用を車と自転車に置き換えてみました

エクササイズ紹介

①胸椎の屈伸

STEP
体育座り(腰の代償を抑える)
STEP
両手は後頭部へ(首が動かないようにロック)
STEP
胸から背骨を丸める
STEP
胸を突き上げるように背骨を起こす

背骨に感覚が入ればOK!

②胸椎のひねり

STEP
あぐら(他の座位でもOK)
STEP
合掌し胸に当てる
STEP
おへそは正面で胸からひねる
STEP
反対も同様に繰り返す

背中に窮屈な感覚があればOK!

③胸椎の側屈

STEP
あぐら(他の座位でもOK)
STEP
両手を胸に当てる
STEP
胸のダイヤルを回すイメージで側屈
STEP
反対も同様に繰り返す

腰から側屈しないように注意⚠︎

以上参考になれば嬉しいです!

ストレートネックの仕組みや痛みの理由、改善の糸口を見つけて、より良い体を作っていきましょう!何事も地道にコツコツやれる人だけが前に進んでいきます!

それでは次回もお楽しみに!

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